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<青森知事選>三村氏、先行佐原氏追う 投票日まであと2日

 任期満了に伴う青森県知事選は6月2日の投票日まであと2日に迫った。自民党県連と公明党の推薦を受け、5選を目指す現職の三村申吾氏(63)が高い知名度と組織力を生かして先行し、野党4党に支援される新人の歯科医佐原若子氏(65)が追い掛ける展開となっている。
 「青森県をつぶさないという思いでやってきた」。三村氏は県債残高を大幅に減らした行財政改革や「攻めの農林水産業」を進め、農業産出額が東北一になった実績を強調。創業・起業にも力を入れ「経済を回す仕組みづくりをさらに推し進める」などと県政の継続を訴える。
 公務の合間を縫って県内全40市町村を回った。街頭演説には、県選出の自民党の国会議員や自民、公明両党の県議のほか、各市町村長の姿も目立ち、支持基盤の厚さや組織力を見せる。県医師連盟や旧民社党系の労組を含め、県内の各種団体からの推薦を受けるなど幅広い支持を集める。陣営幹部は「圧倒的勝利を目指す」と力を込める。
 一方、追う展開の佐原氏は、県独自の原子力施設の「検証委員会」を設置して原発ゼロを目指すことを柱に据える。子どもの医療費無償化のほか、ひとり親家庭や障害者、高齢者の支援など社会的弱者に目を向ける施策も公約に掲げ、三村氏との違いをアピール。現県政を「国の言いなり」と批判する。
 国民民主党や共産党の国会議員らがマイクを握っているが、知名度不足は否めない。社民党の福島瑞穂副党首が27日に応援に入るなど巻き返しを図る。ホームページで選挙運動の様子をこまめに更新し、ネットでの情報発信にも注力。選挙戦が最終盤に入り、市部で重点的に支持を訴え、浮動票の取り込みに懸命だ。

 ◇青森県知事選立候補者
佐原 若子65歯科医 無新
三村 申吾63知事  無現
(公推)


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2019年05月31日金曜日


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