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<東北絆まつり>迫力パレード見やすく あすから福島市で開催 コース変更、仮設トイレ増設

パレードの会場となる国道4号に設置された交通規制の看板=30日、福島市

 東北6県の夏祭りが一堂に会し、東日本大震災からの復興を祈願する「東北絆まつり」が6月1、2の両日、福島市中心部の国道4号などで開かれる。市などによる実行委員会が掲げた来場者の目標は、市内で2013年に開催された前身の「東北六魂祭」を5万人上回る30万人。6年前の反省や教訓も踏まえ、どう変わるのか。

<パレード>
 目に見える変更点の一つがパレードのコースだ。6年前は4号の約1キロ間を往復する直線だった。今回は距離をほとんど変えずに途中で市道に折れる逆L字型へと見直した。
 前回の来場者から寄せられていた「JR福島駅からコースまで遠い」との声を踏まえた変更。4号と迂回(うかい)する国道114号の動線を確保し、観光バスや緊急車両が通過しやすいようにした。
 6県の祭りに先行し、相馬野馬追の甲冑(かっちゅう)騎馬武者と台湾の伝統舞踊もパレードする。

<イベント>
 市役所西側駐車場に設けるメイン広場など、市中心部の小学校や公園を利用するイベント会場の構成は大きく変わらない。
 メイン広場のステージには6県の祭りが代わる代わる登場するほか、スクリーンでパレードの映像も中継する。日本中央競馬会(JRA)の福島競馬場では主に福島県内のご当地グルメが味わえる。

<トイレ・宿泊>
 六魂祭では会場周辺の店舗や仮設のトイレが大混雑し、問題になった。
 今回は仮設トイレを3割増の250基設置。市役所をはじめ公共施設のトイレを開放し、近隣の店舗・企業にも協力を要請する。
 各県のまつり出演者が合わせて約1000人に上ることなどから、市内のホテルや旅館は軒並みほぼ満室の見込み。
 市商工会議所は「市内に限らなくとも福島県内には多くの宿泊施設がある。見物ついでに各地を周遊してもらえるといい」と期待する。今回新たに設ける有料の桟敷席チケットと組み合わせた旅行会社のパッケージツアーも好調だという。


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2019年05月31日金曜日


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