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<仙台市>時間外未払い2664万円 非常勤嘱託642人に支払い

 仙台市の非常勤嘱託職員の時間外勤務に対する報酬の未払いがあった問題で、市は31日、全庁調査の結果を公表した。未払い額は市長部局で2664万円に上り、対象の642人に全額を支払い、和解契約を結んだ。市教委にも未払いがあり、金額を精査している。
 市によると、2016年度末時点で、市長部局の140課室に勤務していた非常勤嘱託職員が対象。累計2万6500時間分の時間外勤務報酬のほか、1日8時間・週40時間の法定労働時間を超える勤務に支払う割増賃金が未払いだった。
 主に福祉部門で相談業務を担当する職員が時間外勤務したケースが多く、1人当たりの未払い額の最高は63万6000円。市教委は非常勤講師ら約240人に未払いがあり、金額を確定した上で支払いを進める。水道局、交通局、ガス局、市立病院の4公営企業は未払いの発生がなかった。
 市は16年度まで非常勤嘱託職員の時間外勤務を原則禁止し、やむなく勤務した場合は、別の出勤日の勤務時間を短縮し、超過時間を相殺する運用をしていた。
 17年度からは時間外勤務に報酬を支払う制度に変更し、16年度内に相殺できず持ち越した超過時間分は支払い対象になったが、未払いのままになっていた。
 昨年6月に職員通報制度で発覚。市は各区保健福祉センターなどを先行調査し9月に507万円の未払いを明らかにした。今回公表した2664万円には先行調査分も含まれている。


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2019年06月01日土曜日


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