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<Q&A>仙台駅東口に新コールセンター開設へ 最大300人を地元で採用

かわだ・てつお 武蔵大卒。82年NEC入社。NECネッツエスアイ執行役員などを経て、17年6月から現職。川崎市出身。

 コールセンター運営などを手掛けるIT関連サポート業のキューアンドエー(Q&A、東京)は、仙台市宮城野区に7月、新たなコールセンター「仙台駅前センター」(仮称)を開設する。仙台市内の拠点は青葉区にある二つのセンターに続く3カ所目。最大300人の従業員を地元で採用する予定という。
 新センターはヨドバシカメラ仙台第2ビルの6階で、床面積は1278平方メートル、席数は204。電子決済サービスなどの受け付け業務を担う。6月中旬に採用を始め、7月中旬に業務をスタートする予定。稼働状況に応じてオフィスの拡張も視野に入れる。
 オフィスの3分の1は従業員の研修トレーニングや休憩のためのスペースに充てる計画。セキュリティー、情報漏えい対策として出退勤には顔認証システムを導入する。
 Q&Aは全国に10カ所のコールセンターを持つ。仙台市には2005年に開設。現在は2カ所合わせて従業員約700人を雇用し、最大規模の拠点となっている。雇用環境や人材育成などの点で他地域より優位性が高いと判断し、3カ所目の開設を決めた。

◎女性活躍のモデルに 川田哲男社長に聞く

 キューアンドエーの川田哲男社長(59)は仙台市内で河北新報社の取材に応じ、市内に3カ所目の拠点を開設する理由などを語った。(聞き手は報道部・丸山磨美)
 −新拠点を仙台に開設する理由は。
 「他地域より会社の認知度が高く、人手不足の中でも人員を十分確保できている。経験豊富なスタッフがそろい、育成指導面でも優位性が高い」
 「オペレーターになるまでの研修に1〜6カ月かけるなど人材育成を重視している。仙台は離職率が低く、ノウハウも蓄積された」
 −新拠点の特徴は。
 「人材育成のためのスペースを広く確保し、休憩スペースも工夫する。見えない客との電話でのやりとりに集中して取り組むと負荷がかかる。オンオフの切り替えができる環境にして雇用の維持、継続につなげたい」
 −今後の展望は。
 「チャットボット(自動対話システム)など業務の自動化に取り組むが、人間がつなぐ業務も残る。デジタル化で技術が進化する一方、ITリテラシー(使いこなす能力)の面で高齢者らとのギャップが広がる。つなぎ役としての業務は一層必要とされるだろう」
 「仙台の従業員は女性が半数以上で管理職も多い。1000人を雇用する仙台の職場が、女性活躍のモデルになるようにしたい」


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2019年06月01日土曜日


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