宮城のニュース

<楽天>執念で首位タイ 若手が好走塁、難攻不落の千賀を8回に攻略

辰己涼介外野手
オコエ瑠偉外野手
8回東北楽天1死二、三塁、島内の右犠飛で生還する三走辰己。捕手甲斐

 ソフトバンク千賀、東北楽天辛島両先発の息詰まる投手戦となった首位攻防戦。勝利への執念が上回ったのは東北楽天だった。
 1−1の八回、先頭の今江が左前打で出塁。続く辰己でランエンドヒットを仕掛けた。遊撃への弱いゴロは二封にできず内野安打に。ベンチは二走今江に代わってオコエを送り出す勝負手に出た。
 嶋のバント失敗で1死後、茂木が打席に。「積極的に食らい付いて、嶋さんをカバーしよう」。151キロの外角球を中前にはじき返し、二走オコエが一気に生還した。
 このとき、一走辰己が三塁、打った茂木も二塁まで進む好走塁で1死二、三塁と好機を広げた。一気に畳み掛けたい場面で島内の打球は浅い右飛。タッチアップは無理かと思われたが、捕球した右翼手が二塁へ送球するのを見た三走辰己が猛然とスタートを切り、貴重な3点目を挙げた。辰己は「二塁に投げた瞬間に体が反応した。常に先の塁を狙う意識は持っていた」と胸を張った。
 平石監督は「千賀を打てるチャンスは少なかったが、よく粘った。辰己は常に野球に興味を持っているからこその発想。オコエの走塁も見事だった」と若手のプレーを評価した。
 これまでは一発攻勢で打ち勝つ試合が目立ったが、この日のような隙を突く攻撃が加われば攻撃力はさらに増す。(丹野大)


2019年06月01日土曜日


先頭に戻る