宮城のニュース

<ベガルタ>「球際」復調へ鍵 メンバー変更、守備強固に

4戦ぶりの先発出場を目指し、石原直(左)と激しく競り合う富田

 より激しく、より強く。最下位に沈む仙台が固い決意を持って名古屋戦に向かう。復調への鍵は「球際」。ボールを持つ相手に圧力を掛け守備を強固にするため、対人プレーにたけた選手がメンバーに多く加わりそうだ。
 計6失点で2連敗。静岡でのアウェー2連戦で苦杯をなめた要因の一つが守備の緩さだった。悪い流れで迎えた今週の練習。「一歩前に出ろ」「際のところ(をしっかり)」。渡辺監督が大声で出した指示に呼応するように、選手たちは猛然と相手に体を寄せた。
 29日の紅白戦はメンバーが前節の清水戦から5人入れ替わった。空中戦に強い平岡とパワフルなシマオマテが最終ラインを固め、中盤はボール奪取がうまい富田、左サイドには攻守で積極的に走り回る道渕がそれぞれ存在感を発揮した。
 4試合ぶりの出場を目指す富田は「相手との差を詰め、戦えるかが大事。やるべきことにトライすることで、結果は変わってくる」と意欲を燃やす。2試合連続で途中出場した道渕も「気持ちが伝わるようなプレーを全員でやりたい」と闘志を前面に出す。
 13位の神戸から仙台まで下位6チームは勝ち点3差内の混戦。降格圏から脱する機会は十分にある。「自分たち次第で状況は変えられる」と富田。瀬戸際でチームの意識改革を目指す。(原口靖志)


2019年06月01日土曜日


先頭に戻る