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<東京五輪・パラ>被災地駆け復興PR 聖火リレールート概要発表

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、五輪の聖火リレーのルート概要を発表した。全国各地の世界遺産や名所のほか、東日本大震災の被災店舗が集まる宮城県南三陸町の「南三陸さんさん商店街」や津波に耐えた陸前高田市の「奇跡の一本松」などが組み込まれた。震災の記憶と復興の現状を伝え、大会理念の「復興五輪」を世界に発信する。

 リレーは来年3月26日、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)をスタート。28日までの3日間、東京電力福島第1原発事故と津波で大きな影響を受けた浜通りを中心に、会津若松市や郡山市など内陸部も回る。
 日光東照宮(栃木県日光市)や伊勢神宮(三重県伊勢市)、首里城(那覇市)などを経て、6月7日に山形県入り。その後は秋田県(9〜10日)青森県(11〜12日)と続く。
 岩手県は17〜19日、雫石町を出発して久慈市や大船渡市など沿岸まで駆け抜ける。20日に宮城県に入り、津波で被災した沿岸部を中心に22日まで巡る。
 16年の熊本地震で被災し修復工事が続く熊本城(熊本市)をはじめ、富士山や宮島(広島県廿日市市)、日本三景の「天橋立」(京都府宮津市)など各地の世界遺産や代表する景観をつなぐ。121日間かけて日本列島を走り、7月24日に新国立競技場で行われる開会式で聖火台に点火される。
 詳しい経路は12月末までに決める。各都道府県の実行委員会によるランナーの募集は7月1日に始まる。
 都内であった発表イベントには、聖火リレーの公式アンバサダーを務める仙台市出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」らが登場しコースを紹介した。


2019年06月01日土曜日


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