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福島県産ヒノキ「国内外へアピール」 五輪選手村・交流施設の建材に

トラックに積み込まれる福島県産ヒノキ材

 福島県は31日、2020年東京五輪・パラリンピックの選手村に整備される交流施設「ビレッジプラザ」向けに提供する県産ヒノキ材の出荷を、いわき市で始めた。建設に各地の国産材を使って大会を盛り上げ、解体後に再利用する事業の一環。参画する東北の自治体で出荷は初めて。
 白河市の国有林で伐採され、県内の工場で製材・加工されたヒノキ材約21立方メートルが出荷された。施設の土台・柱用に約760の部材に仕上げられた。検品が行われたいわき市の加工工場でトラック2台に積み込まれ、東京都中央区晴海の建設現場に出発した。
 県は10月までに、スギを含めた県産材計約113立方メートルを出荷する。担当者は「東日本大震災で国内外から受けた支援への感謝の気持ちを示すとともに、県産材のアピールにもつなげたい」と強調した。
 同事業には宮城を除く東北5県と東北5市町を含む全国63自治体が参画。施設解体後は木材を各自治体に戻し、公共施設などでレガシー(遺産)として活用される。


2019年06月01日土曜日


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