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<聖火リレー>ルートから外れた内陸部「残念だが仕方ない」

 聖火リレーのルートから外れた内陸部の自治体からは「残念」としつつも、「東日本大震災の被害を考えると仕方ない」と理解を示す声が上がった。
 1964年東京五輪の聖火リレーは、内陸部を南北に走る国道4号を南下した。宮城県大崎市の古川体育協会の千田清憲会長(70)は当時高校生で、旧古川市の沿道で声援を送った。
 「大崎市は内陸部で最大級の建物被害があった。ルートに加えてもらえれば、忘れられた被災地を思い出してくれるきっかけになったはず」と残念そう。
 ベラルーシのホストタウンで、新体操チームが2017年から事前合宿などを行っている白石市。山田裕一市長は「残念な思いもあるが甚大な被害を考えればやむを得ない」と話し、「沿岸部を聖火で明るくし、支援をもらった全世界に復興五輪を発信することが重要だ」と強調した。
 「登米市は被災地を後方支援してきたが、沿岸部が優先されるべきだろう」と言うのは登米市体育協会の佐々木猛会長(70)。市内の県長沼ボート場がボート競技の事前合宿候補地の一つに挙がる。「合宿を誘致できれば復興五輪に参画できる」と期待する。


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2019年06月02日日曜日


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