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<ベガルタ>多彩な攻撃で2得点 主役は長沢「サポーターの後押しが大きかった」

仙台―名古屋 後半37分、この試合、自身2点目のゴールを決めて喜ぶ仙台・長沢(右)(小林一成撮影)

 仙台は球際の激しい攻防からリズムをつかんでホーム4連勝。中でも献身的に体を張り続けたのは、前線で全得点に絡んだ長沢だ。
 リーグ戦で今季初の布陣「4−5−1」でワントップに入り、多彩な役割を担った。前半6分、吉尾の先制点をポストプレーでアシスト。後半29分の勝ち越し弾は「ここにこぼれるだろう」と点取り屋の嗅覚を働かせ、ミドルシュートのこぼれ球を押し込んだ。
 192センチの長身を生かしてボールの収めどころにもなる。守備でもひたむきに走って圧力をかけ続けた結果、後半37分に相手GKのパスミスを誘ってダメ押し点を奪った。文句なしの活躍にも「3点目はサポーターの後押しが大きかった。自分1人の力で取れたゴールは1点もない」と謙虚に喜ぶ。
 長沢だけでない。悔しさがチームを変えた。静岡でアウェー2連敗。磐田、清水に甘い対人プレーで苦杯をなめ、「選手の目つきが変わった」と渡辺監督。ボールに寄せて簡単にシュートを打たせない基本に立ち返り、名古屋の強力な攻撃陣を自由にさせなかった。清水戦から入れ替えた5人も攻守に存在感を見せた。
 次節の松本戦までは2週間ある。「点を取れば心身のコンディションは上がってくる」と長沢。開幕から続くアウェー7連敗を止めた時、変革の第2章が始まる。(斎藤雄一)


2019年06月02日日曜日


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