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<宮城県高校総体>空手男子組手 星が初優勝 残り3秒焦らずポイント

空手男子個人組手決勝 高橋(右)を果敢に攻める星

 第68回県高校総合体育大会は1日、主会期が3日間の日程で開幕した。第1日は26競技が行われた。
 空手個人組手の男子は星達貴(仙台城南)が初優勝した。重量挙げ女子59キロ級は瀬戸桜子(柴田)が制した。相撲の団体は小牛田農林が9年連続18度目の栄光を手にし、個人選手権は1年生の後藤大翔(小牛田農林)が頂点に立った。ライフル射撃の女子ビームピストル個人は成沢佳奈(東北)が、479点の大会新記録で初の栄冠に輝いた。
 レスリングとボクシングは1日、全種目を終えた。

 決勝残り3秒、星は得意の左中段突きで5−5に追い付いて勝負は判定にもつれ込む。「手数では優位。判定に持ち込んだ時点で勝ったと思った」。4人の審判がいずれも自分に旗を上げて初優勝が決まった。
 決勝の相手、高橋(東北学院)は中学時代から何度も戦い、お互い手の内を知る。得意の中段突きを中心に攻撃を組み立て、中盤は立て続けにポイントを挙げて主導権を握った。
 終盤に落とし穴が待っていた。3−1でリードしていた残り15秒、気を付けていた投げから一本を取られて3点を失い逆転を許す。
 それでも焦らなかったところが勝因だろう。「落ち着いて攻めようと気持ちを切り替えた」。自信のある中段突きを繰り出し続け、残り3秒のカウンターに結び付けた。
 3歳上で同じ仙台城南の主将を務めた兄・翔貴さんの影響で5歳で空手を始めた。2年生のサウスポーは「課題も多く納得いかないので、兄には優勝したことだけ報告します。インターハイ(全国高校総体)で結果を残して自慢したい」と全国の舞台での健闘を誓った。(射浜大輔)


2019年06月02日日曜日


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