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<いぎなり仙台>「逸店」探すべ![1]コーヒー味わい本格派/ホープすずかけ(宮城野区)

ドリップ用の小袋。標準デザイン(下段中央)のほか、希望する写真や絵をパッケージにできる
本格派コーヒーを手掛ける「ホープすずかけ」

 社会福祉法人仙台市手をつなぐ育成会(青葉区)が運営する宮城野区の就労継続支援事業所「ホープすずかけ」。知的障害のある58人の利用者が丁寧に製造する「すずかけコーヒー」が本格派と人気を集める。
 製造は利用者と職員の共同作業。中南米産の豆を焙煎(ばいせん)し、手動のミルでひき、袋詰めする。「作業が終わった後の試飲が毎日の楽しみ」と利用者の篠塚真一さん(51)。作業室はいつも香ばしさに包まれる。
 販売するのは100グラム入りの中煎(い)りと深煎り、ドリップ用の3種類。電話注文を受けてから作業を始め、焙煎後、原則3日以内に商品を渡す。酸化して雑味が出ないよう徹底する。
 ドリップ用のパッケージはロゴマーク入りが標準デザインだが、好きな写真を印刷し、オリジナルデザインにすることもできる。結婚や出産の記念に大切な1枚を使用する人が多い。
 市内のバザーへの出店時は利用者が考えたデザインをパッケージに採用する。加藤卓也施設長(52)は「個性豊かな利用者を知ってほしい」と願いを込める。(石川遥一朗)
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 仙台圏の名所や話題を取り上げるシリーズ「いぎなり仙台」。今回は障害者らが製作した質の高い品を扱う「逸店」を紹介します。

[ホープすずかけ] 仙台市宮城野区鶴ケ谷5の22の1。ドリップコーヒーは5袋入り400円。オリジナルデザイン希望の場合は1セット500円。事前に電話注文し、事業所で商品を受け取る。営業時間は平日午前8時半〜午後5時15分。連絡先は022(252)4640。


2019年06月03日月曜日


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