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こども食堂を気軽に 貧困、多忙…理由問いません 角田・長泉寺「楽しく食べて」

子どもたちに語り掛ける奥野住職(左から2人目)

 家族で食事を楽しむ機会が少ない小中学生のよりどころになろうと、角田市の長泉寺が1日、「こども食堂」を開設し、子ども20人が訪れた。利用対象者を家庭の経済状況などで限定せず門戸を広げたため、家族連れも目立った。

 寺院内のホールにテーブルを置き、月に1、2回、寺の女性職員が作ったカレーライスを提供する。子どもの好き嫌いが少ないカレーを毎回メインとし、スープやサラダ、果物を添える。奥野成賢住職(65)らも一緒に食卓を囲む。
 幼稚園長でもある奥野住職は、家庭環境の影響で食事が不規則になる子どもを気に掛けていたという。「貧困だけでなく、仕事で帰宅が遅くなるから子どもを預けたいという理由でも構わない。少しでも社会貢献したい」と話す。
 利用料は1人100円。外部からの助成は受けず、食材などは全て寺で調達する。奥野住職は「お金を払っているので、堂々とたくさん食べていい。身の丈に合わせて続けたい」と語る。
 次回は12日。小学生が午後5時、中学生は午後6時から。午後7時には終了する。定員は約30人。開催日は寺のホームページなどで案内する。連絡先は長泉寺0224(62)1004。


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2019年06月03日月曜日


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