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殉教者を思い祈りささげる 登米・米川で慰霊祭

処刑された殉教者が眠る三経塚で祈りをささげる人々

 江戸時代のキリスト教徒弾圧による殉教者を慰霊する「キリシタンの里まつり」が2日、登米市東和町米川地区であった。
 カトリック米川教会で殉教祭が行われ、カトリック水沢教会(奥州市)の高橋昌神父がミサを行い聖書を朗読し、信者らが祈りをささげた。殉教者が眠る三経塚では献花が行われた。
 米川地区では1720年ごろ、製鉄などの仕事をしていた隠れキリシタンら120人が仙台藩によって処刑され、3カ所の塚に埋葬されたと伝わる。1982年から米川教会が殉教祭を開いている。
 市東和町出身のクリスチャンで仙台市青葉区の幼稚園長斎藤潤子さん(63)は「信者の高齢化により年々訪れる人が少なくなっている。地元の歴史を知り、信仰を守った人々の思いに触れてほしい」と話していた。
 三経塚の麓にある綱木農村公園では、綱木親和会など実行委員会が主催するまつりが開かれ、歌謡ショーや地場産品の販売、魚のつかみ取りなどが行われ、多くの人でにぎわった。


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2019年06月03日月曜日


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