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撮影成功「地元のおかげ」 ブラックホール講演会 奥州

パネル討論でブラックホール撮影の裏話を披露する水沢観測所の研究者=2日、奥州市文化会館

 史上初めてブラックホール撮影に成功した国際プロジェクトで、大きな役割を果たした国立天文台水沢VLBI観測所(岩手県奥州市)の本間希樹所長と研究スタッフによる「ミスターブラックホール 本間チーム講演会」が2日、奥州市文化会館で開かれた。
 市民ら約450人が参加し、本間所長が「相対性理論の誕生から約100年の問いに応える成果。水沢観測所が誕生して120年支えてくれた地元のおかげ」と講演した。
 所長とスタッフ4人のトークショーもあり、望遠鏡があるチリではケーブルを敷設する穴掘りが大変だったことや、画像解析は5万通りもの方法を試したことなど、苦労話も披露された。
 会場からは、奥州市江刺一中の後藤希吏斗さん(3年)が「天文学者になるためには何が必要か」と質問。スタッフの一人で大学院生の崔玉竹さんから「とにかく熱心であれ」と答えをもらい、後藤さんは「心に刻まれる言葉だった。地元の天文台がこんな成果を上げたことはものすごくうれしい」と興奮気味だった。


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2019年06月03日月曜日


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