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新地観光ごゆっくり ホテルと温浴施設が開業 津波被災から復興、新たな観光拠点

オープンした温浴施設の露天風呂

 東日本大震災の津波で被災した福島県新地町のJR新地駅周辺の復興事業で、新たにホテルと温浴施設が完成し、1日開業した。付近では複合商業施設や屋内型フットサル場が先行オープンし、町は新たな観光拠点として交流人口拡大に期待する。
 開業したのは「ホテルグラード新地」「天然温泉つるしの湯」。温浴宿泊事業の新輝(新地町)が町から敷地約1万3000平方メートルを借り受け、温泉使用権を得て建設した。相馬港の液化天然ガス(LNG)基地からガスの供給を受け、熱と電気に変換する。
 鉄骨4階のホテルと、棟続きの鉄骨平屋の温浴施設を合わせ、延べ床面積約4550平方メートル。客室数は108で、ラウンジやレストランを設けた。温浴施設には露天風呂や岩盤浴もある。
 開業セレモニーで大堀武町長は「海岸部の民宿が被災し、宿泊施設が少なかった。新たな施設は光と力を与えてくれる。周辺の観光資源と融合させたい」とあいさつした。
 新輝の今野健児代表取締役は「今夏には町内で9年ぶりの海開きがある。釣り大会なども企画し、復興した新地の姿を分かってもらいたい」と話した。
 宿泊料金は7884円からで、つるしの湯を利用できる。つるしの湯だけの利用は平日800円、岩盤浴は別に700円。


2019年06月03日月曜日


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