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<震災遺構>旧門脇小 石巻市、部分保存費用計上へ

 宮城県石巻市が東日本大震災の遺構として部分保存する方針の旧門脇小校舎を巡り、市は3日、6日開会の市議会6月定例会に解体費用を含む事業費2億1356万円を提出すると発表した。可決されれば、今夏にも一部解体に着手する考え。
 校舎の残し方について、地元住民らでつくる団体は全体保存を市に求めており、両者の議論は平行線をたどっている。
 亀山紘市長は3日の定例記者会見で「これまでも時間をかけて丁寧に話し合ってきた。積み上げてきたものを崩して、今から変えることには賛成できない」と述べ、全体保存には応じない意向を改めて示した。
 地元のかどのわき町内会の本間英一会長は取材に対し、「地元の理解を得られない状況で強行するなら(今後の伝承活動などには)協力できない。市はもう少し議論に時間をかけてほしい」と指摘した。
 今回の事業費には校舎の解体費のほか、改修費、展示業務の委託料が含まれている。


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2019年06月04日火曜日


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