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セルコホームズーパラダイス八木山 仙台市が命名権契約を解除、汚職社員逮捕受け

 仙台市は3日、輸入住宅販売のセルコホーム(仙台市)と結んでいた市八木山動物公園(太白区)の命名権(ネーミングライツ)契約を解除した。動物公園の愛称「セルコホーム ズーパラダイス八木山」は4日以降、一切使用しない。
 命名権の契約期間は2020年3月までだったが、登米市発注の迫児童館新築工事を巡る贈収賄事件でセルコホーム社員が公競売入札妨害容疑で逮捕され、同社が3日、市に解除を申し入れた。市は法令順守や今後の命名権への影響を考慮し、解除はやむを得ないと判断したとみられる。
 市と同社は17年3月、3年間の命名権契約を締結した。命名権料は年間555万円で、最終の19年度分は同社が5月末までに全額を支払った。市は契約解除に伴う返金はしない方針。
 今後は、動物公園の出入り口などに掲げた愛称の看板、公園周辺にある愛称入りの案内板などの撤去をセルコホーム側に求める。原状回復の費用は、契約に基づき同社が全額負担する。

◎東松島市の復興施設も 「あおみな」は使用継続

 宮城県東松島市は3日、セルコホームと結ぶ同市宮戸の復興再生多目的施設の命名権契約を解除することを決めた。同社社員が登米市の贈収賄事件で逮捕されたことを受け、同社が3日に解除を申し出た。
 施設の愛称は「セルコホーム あおみな」。市は愛称が市民や観光客に定着しているとして、今後も「あおみな」を使用する。同社も了承したという。
 同施設は2017年4月に完成。契約は20年度までの4年間で、契約額は年間120万円だった。


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2019年06月04日火曜日


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