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<東日本大震災>復興祈り、横綱土俵入り 宮城・南三陸

横綱土俵入りを披露する鶴竜関(中央)

 東日本大震災の復興を祈願し、大相撲の横綱鶴竜関が4日、南三陸町の町総合体育館で横綱土俵入りを披露した。
 約1500人が来場。鶴竜関が四股を踏むのに合わせ、観客から「よいしょー」と大きな声が上がった。握手会は芝田山親方(元横綱大乃国)や荒磯親方(同稀勢の里)も参加し、来場者を喜ばせた。
 妻と訪れた同町歌津の無職山内啓さん(81)は「土俵入りする横綱の姿に感動し、元気をもらった」と笑顔を見せた。
 一行は津波で町職員ら43人が犠牲になった町防災対策庁舎の周辺に立ち寄り、黙とうをささげ献花した。鶴竜関は「被災地の人たちを元気づける相撲を取っていきたい」と語った。
 日本相撲協会による復興土俵入りは南三陸町では2011年6月以来の開催。当時は現役力士として慰問した荒磯親方は「当時の町の様子は記憶に残っている。今後も被災地のためにできることがあれば協力したい」と話した。


2019年06月05日水曜日


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