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短距離ホープ好発進 車いす女子100mで大会新「仙台ハーフに出たい」

県・仙台市障害者スポーツ大会女子100メートル区分13で大会記録を大幅に更新した岩佐

 陸上の車いす女子短距離に宮城から期待の選手が現れた。尚絅学院高1年の岩佐陽向(ひな)(15)=仙台市青葉区=は4月から競技用車いす「レーサー」で練習を始め、好記録を出した。「将来は仙台国際ハーフマラソン大会に出たい」と意気込む。

 仙台市陸上競技場で2日にあった県・仙台市障害者スポーツ大会女子100メートル区分13で、1人だけレーサーで出場。23秒80をマークし、1分6秒57だった大会記録を大幅に更新した。「普通の車いすとレーサーではスピードが違う。初レースなので25秒くらいかと思っていた」と喜んだ。
 5歳の頃に脊髄炎で下半身まひになった。スポーツ好きで、中学時代はクラブチームで車いすテニスに打ち込んだ。昨夏に宮城陸上競技協会のパラ競技担当の藤島秀一さん(62)に素質を見込まれ、今春から陸上部に入って練習を本格化させた。
 レーサーを提供し、週1回指導する藤島さんは「23秒台は宮城のトップ男性ランナーより2、3秒遅い程度。全国大会で活躍してもらいたい」と今後に期待を寄せる。
 当面は短距離を中心にトラックで練習を重ね、長距離種目も視野に入れる。5月の仙台国際ハーフマラソンで、パラリンピアン中山和美(35)=アクセンチュア=の走りを間近で見たことにも刺激を受けた。
 岩佐は「体の使い方が勉強になった。いつか中山さんのように走ってみたい」と声を弾ませた。


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2019年06月05日水曜日


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