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<登米市贈収賄>103%以内の落札調査 最低制限価格市方針、業者も対象

 登米市発注工事を巡る贈収賄事件で、元営繕課長小野寺友生容疑者(56)が4日、収賄などの容疑で再逮捕された。市は同日、同容疑者が関わった2011〜17年度の工事のうち、最低制限価格の103%以内で落札された工事でも情報漏えいがなかったかどうか、市職員と業者を対象に調査する方針を明らかにした。(25面に関連記事)
 対象は小野寺容疑者が市教委教育総務課技術補佐(11年8月〜14年3月)、住宅都市整備課長補佐(14年4月〜15年3月)、営繕課長(15年4月〜18年3月)を務めた際の発注工事。いずれも工事の設計価格を知り得る立場にいた。
 市によると、営繕課長だった15〜17年度に最低制限価格の100〜103%で業者が落札した工事が48件あった。市は48件のうち、同じ業者が複数落札した30件について業者から直接事情を聴く。業者は建築、土木、設備など11社に上る。
 最初の逮捕容疑となった18年2月の迫児童館新築工事の入札は、落札額が最低制限価格と同額の2億7402万3000円だった。小野寺容疑者は設計価格を漏らした見返りに現金を受け取ったとして加重収賄などの罪で4日、起訴された。


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2019年06月05日水曜日


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