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ふるさとのなまり懐かし集い場に 月1回のカフェで話に花

古里の思い出話に花を咲かせ、交流を深めるカフェの参加者=5月28日、仙台市泉区の寺岡市民センター

 仙台市泉区の寺岡市民センターと寺岡地域包括支援センターが、東北各県ゆかりの住民同士が交流を深める「ふるさとカフェ」を開いている。県外出身者の多い住宅地で、住民がつながりを育む場を提供しようと昨年度に始めた試み。「初対面でもすぐ打ち解けられる」と参加者に好評だ。

 寺岡市民センターに5月28日、地区住民ら18人が集まった。「青森県の日」と銘打ったカフェで、同県出身者や勤務経験者らがテーブルを囲み、古里の思い出話に花を咲かせ、参加者の尺八の演奏に耳を傾けた。
 初めて参加した青森市出身の自営業繁沢佳代子さん(59)は「参加者の間で津軽弁が飛び交い、子どもの頃を思い出した。周りを気にせず、津軽弁で話ができて楽しかった」と話した。
 市民センターは昨年度初めて、宮城を除く東北の各県単位でカフェを開催した。参加者の評判が良く、本年度も続けることにした。転勤で東北各県に住んだことがある無職渡辺護さん(77)は「昨年は4回参加した。思い出話を中心に盛り上がり、初めての人ともすぐ話が合って良かった」と言う。
 カフェは寺岡、紫山両地区の住民が対象。寺岡地区は約40年前、紫山は約20年前に宅地の分譲が始まり、県外出身者が多いという。数年前、市民センターの利用者が「ふるさとの話をする場がほしい」と職員に要望したのをきっかけにセンターが企画した。館長の三部正樹さん(64)は「年齢や男女を問わず、気軽に参加して住民同士のつながりを深めてもらいたい」と期待する。
 カフェは「青森県の日」を皮切りに、おおむね月1回ペースで開く。本年度は宮城、山形両県合同のカフェを初めて開催する。連絡先は寺岡市民センター022(378)4490。


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2019年06月05日水曜日


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