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<楽天>渡辺佳はつらつ プロ初打点に猛打賞、勝利に貢献「気持ちいい」

2回東北楽天2死二塁、渡辺佳が先制の左前適時打を放つ(川村公俊撮影)

 東北楽天のルーキー渡辺佳が先制打でプロ初打点。さらに3安打で初の猛打賞と奮闘し、リーグ最速の30勝に貢献した。「気持ちいいです」。初のお立ち台に興奮冷めやらぬようだった。
 0−0の二回2死二塁で回ってきた1打席目。粘って巨人先発田口の6球目の外寄りの直球を左前へ流し打ち。一塁上、笑顔で右手を突き上げ、「昨日チームは負けている。これで流れに乗っていけると思った」。自身のプロ初打点よりも、先制点でチームを勢いづけられたことの方がうれしかったという。
 四回1死無走者では中前打、3打席目は左前に安打を放ち、持ち前の巧みなバットコントロールが光った。2−2に追い付かれた八回は、四球を選び満塁として続く辰己の押し出し死球での勝ち越しにつなげた。平石監督も「全ての打席が価値のある内容だった。技術も高い」と評価は上々だ。
 祖父は、神奈川・横浜高を率い中日の松坂らを育てた名将渡辺元智氏。5月23日のプロ初安打を記録した試合後、「結果を残し、食らい付いていけ」とエールをもらったという。同期の辰己らとともに「切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と、1軍定着に執念を燃やした。(伊藤卓哉)


2019年06月06日木曜日


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