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運転代行で白タク横行 「県の対応なければ、われわれも手を染める」 福島県の業界団体が捨て身の訴え

「白タク」根絶に向けた県の指導を求める宗形支部長(中央)=福島県庁

 運転代行業者が代行車に客を乗せる違法行為「白タク」が横行し、法律を守る業者が割を食う形になっているとして全国運転代行協会福島県支部(郡山市)は6日、「県が対応しなければ、われわれも違法行為に手を染める」との異例の声明を出した。
 県に要望書を提出した後、記者会見した宗形三彩史(みさし)支部長は「県内の運転代行業界は無法地帯。県の監督機能が健全に働いていればあり得ない」と批判した。
 宗形支部長によると、県に登録する運転代行業者315社(4月末現在)の大半に白タク行為の疑いがある。飲食店から駐車場へ向かう際の乗車は客からサービスの一環と見なされ、断る業者は敬遠されるという。
 支部は要望書の回答期限を1週間とした。県内の全事業者対象の緊急自主点検実施なども求め、県が対応しなければ支部活動を停止し、加盟13社は白タク行為に踏み切るという。宗形氏は「収入を回復させるにはそれしかない」と述べた。


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2019年06月06日木曜日


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