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<アイリスオーヤマ>中国・天津に新工場、ネット通販に対応

新たに建設する天津工場のイメージ図

 アイリスオーヤマは5日、中国の天津市に同国10番目の拠点となる「天津工場」を建設すると発表した。中国で拡大するインターネット通販に対応するため、小型家電製品などの生産と供給に加え、中国北部の物流機能を強化する。
 新工場は敷地面積約6.7ヘクタール、床面積約4.6ヘクタール。総投資額は約50億円で、10月着工、2021年12月完成を予定する。主な生産品目は中国で人気のサーキュレーター(送風機)など小型家電のほか、プラスチック製の収納用品やペット用品、スチールラックを想定。供給先は北京を中心とする中国国内で、初年度販売額は約50億円を計画する。
 北京向けには大連市の大連工場、蘇州市の蘇州工場が製造と出荷を担っていた。2市よりも消費地に近い天津市に新工場を構えることで、配送料などの物流コストを削減できる上、より迅速な供給が可能になる。
 アイリスグループは、ネット通販が伸長する中国で取扱製品数を拡充する方針。新工場は製品の出入庫をコンピューター管理する自動倉庫2万1600パレット(荷台)分を備え、中国北部の物流拠点として物流量の増加に対応する。
 同社の担当者は「天津工場の稼働で将来的に増加する中国の需要に対応できる。22年のグループ売上高1兆円という目標に向け、海外展開を促進していく」と話した。


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2019年06月06日木曜日


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