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災害時に旅行者の避難場所確保 蔵王町と遠刈田温泉旅館組合が宮城県内初の協定

協定書を交わした佐藤組合長(左)と村上町長

 災害発生時に旅行者の避難場所を確保しようと、宮城県蔵王町と同町の遠刈田温泉旅館組合は6日、宿泊施設で受け入れるための協定を結んだ。町によると、同様の協定締結は県内で初めて。
 加盟14施設は、災害で町内や近隣市町から帰宅困難になった旅行者に滞在場所と食事、寝具などを提供する。最大で3000人の受け入れが可能という。大規模災害時に高齢者や障害者ら要援護者の宿泊に対応する協定も併せて結んだ。
 町役場で協定締結式があり、村上英人町長は「国内外からの観光客が安全、安心に訪れることができる町を目指したい」と述べた。佐藤幸則組合長は「多くの旅行者に来てもらい、災害時には町と共に率先して支援したい」と話した。
 同温泉の宿泊施設には2011年の東日本大震災発生時、半年間で津波被災地から延べ約1万2160人が身を寄せ、約880人が入浴に訪れた。


2019年06月07日金曜日


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