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<インバウンド>指さしシートでスムーズ対応 会話例など100フレーズ掲載、仙台商議所配布

外国人客に対応するための指さしシートなどのツール

 仙台商工会議所は増加する訪日外国人旅行者(インバウンド)に対応するため、3カ国語の指さしシートなど接客に役立つツール3点を配布している。飲食店や小売店で外国人の受け入れ態勢を整え、リピーターの拡大と売り上げアップにつなげたい考えだ。

 A3判の二つ折り型のシートには英語、中国語の簡体字と繁体字、ハングルの計約100フレーズを掲載。飲食店でお通しを説明したり、小売店で包装が必要か尋ねたりするなど、細かい場面を想定した会話例を盛り込んでいる。
 シートと、接客の心構えをまとめたマニュアルは各2000部、多言語メニューがあることなどを示すステッカーは500部作った。いずれも2020年の東京五輪・パラリンピックに備えて東京商議所世田谷支部が制作し、データ提供を受けた仙台商議所が2月、仙台バージョンにアレンジして発行した。
 仙台市青葉区のクリスロード商店街の荒岩本店はレジにシートを常備する。生活雑貨や工芸品約1000品を扱っており、商品がばら売りできるか聞かれる場合などに活用している。
 運営する荒岩商事の荒井俊輔さん(31)は「英語ならニュアンスで分かるが、中国語や韓国語は理解するのが難しい。お客さんにシートを指さしてもらうと要望がすぐに分かるので助かっている」と話す。
 仙台商議所の担当者は「ツールを使って言語の壁を低くしたい。外国人が安心して入れる店になれば、口コミで評判が広がる」と期待する。ツール3点は商議所で希望者に手渡す。連絡先は商議所022(265)8184。


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2019年06月07日金曜日


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