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仙台空港24時間化 宮城県が岩沼市議会に説明 騒音不安根強く

 仙台空港(名取、岩沼両市)の24時間化を含む運用時間延長を目指す県は7日、岩沼市議会調査特別委員会で、深夜帯の離着陸便数を抑制するなどの新たな騒音対策を説明した。委員からは騒音への根強い不安や、地元への丁寧な説明を求める意見が相次いだ。
 県は午後11時〜翌朝5時の離着陸を1夜間2回以内に制限する案を示した。委員の一人は「夜中にジェット機が飛ぶと安眠妨害などが心配。少しでも不安を緩和してほしい」と訴えた。
 市街地上空を避け、海側に離着陸する「優先滑走路方式」による騒音低減対策に対しては「優先滑走路を使わないケースもある。(空港周辺だけでなく)内陸部の騒音も考えるべきだ」などの意見が出た。
 住宅の防音対策に助成制度を創設するとした県の提案を巡り、委員から「住民は永久的に地元に住む」として、助成回数を1回に限定せずに検討するよう求める声が上がった。
 仙台空港の24時間化について再考を促す向きもあった。ある委員は現行の運用時間(午前7時半〜午後9時半)を引き合いに「前後1時間ずつの延長なら、住民に受け入れられるのではないか」との見方を示した。
 県は今後、岩沼、名取両市の4カ所で説明会を開く予定。県空港臨空地域課の舛谷成幸課長は報道各社の取材に「住民の同意がないと進められない。説明会を重ねて次のステップを検討したい」と話した。


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2019年06月08日土曜日


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