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イチゴ団地住所は「字苺」 宮城・亘理町が表記変更

 イチゴ団地の住所の字名は「苺(いちご)」付き−。宮城県亘理町は東日本大震災の復興事業で整備した町内3団地について字名を「苺里」「苺浜」「花苺」に変更する。東北最大のイチゴ産地を住所表記の面からアピールする。
 新たな表記では、内陸部の浜吉田いちご団地(約39ヘクタール、59戸)を「苺里」、沿岸部に整備した開墾場団地(約20ヘクタール、28戸)を「苺浜」、花卉(かき)生産者も加わる逢隈団地(約9ヘクタール、17戸)を「花苺」に統一する。現状では3団地で計11の字名があり、同じ団地内でも複数が混在している。
 関連議案を12日に開会する町議会6月定例会に提出し、同意を経て決定する。登記は換地手続きが終了する来年12月の見通し。
 町企画財政課によると、団地は住居ではないため、郵便物など日常の場面で新字名を使うことはほぼないという。担当者は「実際に使う場面は限られるが、イチゴの産地らしい住所表記になる。震災に負けずに頑張るイチゴ農家へのエールにもしたい」と話す。
 震災で町沿岸部にあったイチゴハウスは壊滅的な被害を受けた。復興事業で整備した3団地では2013年、生産を開始した。


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2019年06月08日土曜日


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