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岩手・文化財切り取り 博物館に指導検討 文科相

 柴山昌彦文部科学相は7日の閣議後記者会見で、岩手県立博物館(盛岡市)の学芸員が出土した文化財の一部を所有者に無断で切り取った問題に関し「所有者の理解を得るのが当然だ。岩手県教委の実態調査の結果を踏まえ、適切に対応したい」と同館への指導を検討する考えを示した。
 柴山氏は発掘された文化財の調査について「文化庁は2010年、壊さない手法での分析が原則との見解を示している」と強調。「特殊な工具で一部を切り取る方法は真に必要な場合に限られるべきだ。博物館が必要以上のサンプリングを実施していたならば、直ちに見直すよう指導する」と話した。
 無断で一部が切除されたのは、奥州市の白鳥舘遺跡など岩手県内5遺跡で見つかった平安時代の鉄器、農機具など。全て金属製品で少なくとも60点以上に上るとみられる。


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2019年06月08日土曜日


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