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<春季東北高校野球>学法石川9回逆転

東北―学法石川 9回表学法石川2死一、三塁、同点機で打席に入る桑山(手前)に声を掛ける学法石川の佐々木監督

 春季東北地区高校野球大会は7日、山形県野球場などで2回戦6試合があり、東北学院(宮城第3)弘前学院聖愛(青森第2)明桜(秋田第1)学法石川(福島第2)青森山田(青森第1)鶴岡東(山形第1)が勝ち、8強が出そろった。
 学法石川は3−2で東北(宮城第2)に逆転勝利した。
 第3日の8日に行われる予定だった準々決勝は雨のため9日に順延。準決勝は10日、決勝は11日に行われる。

 ▽2回戦(山形県野球場)
学法石川(福島)
   100000002=3
   101000000=2
東北(宮城)

 【評】学法石川が逆転勝ち。1−2の九回2死一、三塁から桑山の中前適時打で同点にすると、暴投で勝ち越した。東北は三回、古山のソロ本塁打でリードしたが、投手陣が踏ん張り切れなかった。

◎東北大会の初陣 佐々木監督飾る

 劇的な逆転勝ちで、新天地での東北大会初陣を飾った。佐々木順一朗監督率いる学法石川は東北を3−2で撃破。佐々木監督にとって東北は母校でもあり、仙台育英の監督時代にしのぎを削り続けてきた相手。「昔のことなので意識しないようにしていた。しんどいゲームだったが勝てて良かった」と、ほっとした表情を見せた。
 逆転劇は九回2死から。桑山主将の中前打で追い付くと、相手のミスに乗じて勝ち越した。ベンチでは選手に「笑顔でいこう」「後半が勝負だ」と声を掛け続けた。粘り強い戦いぶりに「以前より攻守両面で我慢強くなってくれたことが勝因」と選手をたたえた。
 夏の福島大会12連覇中の聖光学院が、この春は県大会2回戦で敗退。勢力図に変化が見え始めている。「この大会でさらに力を付けさせる」と佐々木監督。1999年夏以来遠ざかる学法石川の甲子園出場へ、大きな一歩となる白星だ。(大谷佳祐)


2019年06月08日土曜日


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