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彗星の魅力発表へ 古川黎明生2人、全国会議で

彗星観測に使う望遠鏡を見上げる伊藤さん(左)と佐藤さん

 彗星(すいせい)の観測に取り組む古川黎明中高自然科学部の生徒2人が15、16の両日、大崎市の大崎生涯学習センターなどで開かれる「第49回彗星会議in大崎」で研究成果を発表する。会議には全国の天文学者や愛好家70人余りが参加。2人は「日頃の活動状況を報告し、夜空に尾をなびかせる不思議な天体の魅力を語り合いたい」と意気込む。

 発表するのは高校3年の伊藤颯矢(そうや)さん(17)と高校1年の佐藤優衣さん(15)。他の部員たちと共に大崎生涯学習センターにある直径30センチの望遠鏡を使って彗星観測に取り組んできた。
 光度や色合いの特徴を調べる作業について研究発表する伊藤さんは「画像の補正などで苦労しながら撮影した写真を見てもらいたい」とほほ笑む。佐藤さんは中学時代から学んだ彗星の基礎知識や、同級生に尋ねた彗星の印象を報告。「まだ知らないことが多いので先輩たちから学びたい」と謙虚に話す。
 彗星会議は年1回、天体観測が難しい梅雨時で満月に近い日に全国各地で開く。研究発表は15日午後4時から。午後2時20分に始まる元仙台市天文台職員、小石川正弘さんの講演「私が出会った彗星たち 夜を楽しく」に続いて行われる。いずれも聴講は無料(要予約)。
 16日は大崎市鳴子温泉で、太陽系周辺で無数にある彗星の新発見を目指す「捜索・確認観測分科会」、多様な明るさ、尾の変化を調べる「光度・形状等観測分科会」などに分かれ、互いの成果を持ち寄って、天文論議に花を咲かせる。分科会の申し込みは既に締め切った。
 連絡先は大崎生涯学習センター0229(91)8611。


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2019年06月09日日曜日


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