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<まちかどエッセー・工藤敏夫>フォークダンスのすすめ

 「人生50年」は昔の話。今やわが国は、世界でもトップクラスの長寿国といわれています。でも、元気に生活できる健康寿命は75歳とか。それ以後も、健康の維持が大事になります。それには、私の体験からフォークダンスが最適と考え、お勧めしております。
 ダンスは単に身体を動かすだけでなく、音楽やリズムに合わせる必要から、頭も同時に働かせます。また、通常の生活にはない動きもあって、バランス感覚が刺激されるなど、総合的な運動が行えます。運動を行う時の不安は、けがです。その点、フォークダンスは無理な動きも少なく、運動量も適切ですし、季節に関係なく楽しめるため、高齢の方の健康維持には最適だと思えるからです。
 昨年10月、日本フォークダンス連盟宮城県支部は創立60周年記念式を行いましたが、大変驚いたことがありました。
 20年前、80歳を超えた方が元気に踊られていることを知り、ぜひあやかりたいと「80歳以上で、5年以上踊り続けている方」を対象に、「寿(ことぶき)表彰」を創設し、40周年大会の席上、7名の方に敬意を込めて表彰申し上げたのですが、その後5年ごとの大会では、対象者が倍増し続け、今回はなんと138名。しかも90歳以上の方が4名、最高94歳の方もおられたのですから。
 表彰を受けられた皆さんは、どなたも若々しく、明るく前向きの姿勢をお持ちでした。「例会に出掛けるのが待ち遠しいの。踊りも楽しいし、サークル仲間とおしゃべりができるから」と喜々として話されます。
 「生活に張りができた」とはよく聞かれる愛好者の声。「生活のストレス解消には一番。皆さんからパワーをもらい次の例会まで、また元気に働ける」と話される方も。
 フォークダンスは身体の健康増進だけでなく、心の健康にも役立つのです。
 フォークダンスはどこでできるの?と興味のある方は、お近くの市民センター、コミュニティーセンター、体育館などを訪ねてみられては。きっと多くの活動サークルを見つけることができるはずです。そこで実際にその効用を体験されてはいかがでしょう。
(日本フォークダンス連盟宮城県支部前支部長)


2019年06月10日月曜日


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