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郷土の若者支え130年 「米沢有為会」が26日まで顕彰展 

米沢有為会の130年の歩みを紹介する顕彰展

 山形県米沢市を中心に置賜地方ゆかりの人々が会員となり、奨学金貸与や学生寮の運営などの育英事業を展開している公益社団法人「米沢有為会」の創立130年を記念した顕彰展が、同市図書館「ナセBA」で開かれている。26日まで。
 (1)有為会の誕生(2)育英団体として(3)戦後の復興(4)有為会の今日−の4章に分け、会の成り立ちや活動内容などをパネルで紹介。これまで発行された会報や交流誌も展示し、130年にわたる歴史を顕彰している。
 有為会は1889年、後に文化勲章を受け、米沢市の名誉市民第1号となった建築家伊東忠太氏(1867〜1954年)ら置賜出身の在京学生6人が親睦を目的に設立した。
 翌年には400人を超える会員が集まり全国的な組織に成長。1892年に米沢有為会と改称し、育英事業と地域振興事業に力を注ぎ、最盛期には、東京と仙台、札幌、山形の4カ所に学生寮を構え、郷土出身の若者たちを経済的に支えてきた。
 東京興譲館寮を開設した1909年以来、学生寮では本年度までに2131人を受け入れ、11年以来続く奨学金制度では404人に貸与してきた。現在、会員は1200人に上る。


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2019年06月09日日曜日


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