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がん治療に重粒子線活用 山形大医学部が市民講座

重粒子線がん治療の利点について説明する根本病院長

 山形大医学部(山形市)が来年8月の開始を目指す重粒子線がん治療について理解を深めてもらう市民講座「世界最先端の重粒子線がん治療を目指して」が8日、同市の山形テルサで開かれた。
 同大医学部先端医療国際交流推進協議会が主催し、約400人が参加。医学部付属病院の根本建二病院長は基調講演で重粒子線がん治療の利点について「がん以外の臓器を傷つけず照射でき、治療期間が短いため副作用も少ない。手術が難しい膵臓(すいぞう)がんなどにも効果がある」と強調した。
 講演に続いて医学部准教授ら5人が肺がんや乳がんなどの検診や治療の最新事情を説明。協議会会長を務める嘉山孝正医学部参与らが会場の質問に答えた。
 同協議会は重粒子線がん治療を核とした地域振興や経済活性化のために2016年9月、医学部を中心に設立された。重粒子線の情報発信や外国人を含む患者や家族の支援、地域の産業・観光振興などの事業を行っている。


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2019年06月09日日曜日


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