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ブランド米の陣「福島40号」参戦 福島県、新銘柄米21年発売へ

 福島県は10日、2021年に本格販売を始める県産の新銘柄米に「福島40号」を選定したと発表した。大粒で甘味と香りが強く、食感が軟らかいのが特徴。県は生産量を限定して希少価値を高め、県産米全体の価格とイメージを引き上げるブランド米にしたい考え。
 福島40号はコシヒカリ系の新潟88号と、ひとめぼれ系の郡系627を交配した品種。食感が硬めの「福島44号」も新銘柄米候補だったが、高級スーパーや百貨店の関係者、消費者を対象とした試食調査で福島40号に軍配が上がったという。
 日本穀物検定協会の試験で品質の高さで知られる会津産コシヒカリに並ぶ食味と評価されたことを受け、県農産物流通課は「『プレミアム米』と呼ばれる2キロ1000円を超える価格帯を狙いたい」と意気込む。
 名称は夏ごろ公募し、来年3月に発表する予定。県オリジナル米はほかに11年発売の主力品種「天のつぶ」、17年発売の中山間地向け「里山のつぶ」がある。
 内堀雅雄知事は10日の定例記者会見で「トップブランドの福島40号と、普及を前提とした天のつぶのすみ分けを図ることが重要だ」と強調。発売後のトップセールスに意欲を見せた。
 県はまた、20年に本格栽培を始める県産の酒造好適米に「福島酒50号」を選定した。粒の中心部のでんぷんの塊「心白」が大きく、雑味の少ない酒ができるという。名称は同じく公募で決め、今年中に発表する。


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2019年06月11日火曜日


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