宮城のニュース

<いぎなり仙台>「逸店」探すべ![8]地元の米粉でもっちり/パン工房わ・は・わ(宮城県大郷町)

道の駅おおさとに並ぶ米粉パン
米粉を使ったパン作りに取り組む「パン工房わ・は・わ」

 もっちりした食感。ほのかな甘み。優しい味わいが評判を呼ぶ。
 社会福祉法人みんなの輪が運営する「パン工房わ・は・わ」(宮城県大郷町)が製造する米粉パン。知的障害者ら26人が、1日2000〜3000個をスタッフと作る。宅配専門の生協、あいコープみやぎが主な販路。道の駅おおさと(大郷町)や一部スーパーにも並ぶ。
 大郷町での一貫生産が特徴だ。地元の契約農家からコメを仕入れ、隣の障害者就労支援事業所「わ・は・わ味明」で製粉。添加物を極力使わず、岩手県産小麦や北海道産のバター、てんさい糖など吟味した原材料を使う。
 「『障害のある人が作った商品』を前面に掲げては続かない。食味を第一に取り組んでいる」。工房の管理者桜田真悦さん(39)が語る。
 2010年の開所以来、売り上げと共に工賃も伸び、18年度は前年度比で3割増となった。「さらにおいしいパンを作って工賃アップを目指し、マルシェなどで住民との交流も深めたい」と桜田さん。笑顔の輪を広げようと挑戦が続く。(藤田和彦)

[パン工房わ・は・わ]宮城県大郷町味明原下62の1。主力のパンは「わはわのもっちり米粉パン」(5個入り)「みんなのi(アイ)食パン」(6枚、8枚切り)など。クルミやチョコクリーム、レーズンなどが入った商品もある。連絡先は022(359)8075。


2019年06月12日水曜日


先頭に戻る