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<陸上日本選手権>青木、ベスト更新も視野 女子100メートル障害連覇狙う

日本選手権女子100メートル障害2連覇を目指す七十七銀行の青木=仙台市陸上競技場

 陸上日本選手権(27〜30日・福岡)の女子100メートル障害で、青木益未(七十七銀行)が2連覇に挑む。目指すのは13秒0台。記録を伸ばし、世界選手権、その先の東京五輪の出場権獲得を見据える。
 青木は昨年の日本選手権決勝で自己ベストの13秒17をマーク。持ち味のスプリント力を生かし、ともに13秒0台の記録を持つ紫村仁美(東邦銀行)と木村文子(エディオン)に競り勝ち、初制覇した。
 岡山市出身。7年前、地元の環太平洋大進学を機に100メートルから本格転向した。「スプリントは負けない自信があるが、技術は日本のハードラーの中で劣っている」。この1年間、技術に磨きをかけた。前半から飛び出し、逃げ切るレースプランを描く。
 ドーハで今秋開かれる世界選手権に出場するには12秒98の参加標準記録を突破しなければならない。4月のアジア選手権を制して既に出場権を得た木村を含めて日本人で13秒を切った選手はなく、高い壁だ。
 東京五輪の参加標準記録は12秒84とさらに厳しくなる。一方で世界ランキング制度も適用され、荒井監督は「標準記録突破での出場を狙うが、世界ランクでもアジア選手権3位の青木は他の選手よりポイントで優位に立つ」と話す。
 自己ベスト更新の予感はある。「この1年間は記録を一気に伸ばすための準備期間と思っている。追い風や自分のコンディションがかみ合えば12秒9台、うまくいかなくても13秒0台を出せる」と手応えを語る。
 社会人3年目。「練習や遠征でほとんど出勤できていないけど、職場の人に話し掛けてもらい、応援されている実感がある。競技を続けられていることに感謝し、結果を出したい」。日本選手権を連覇し、もう一段上のハードラーになってみせる。(岩崎泰之)


2019年06月12日水曜日


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