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<全日本大学野球>東北福祉大8強入り 楠本、直球狙い決勝弾

東北福祉大―創価大 5回、東北福祉大・楠本が右越えにソロ本塁打を放つ=東京ドーム

 全日本大学野球選手権第2日は11日、東京ドームなどで1、2回戦が行われた。2回戦から登場した昨年優勝の東北福祉大(仙台六大学)は創価大(東京新)を1−0で下し、準々決勝に進んだ。楠本が五回にソロ本塁打を放った。
 1回戦で、東海大(首都)は八回に海野が逆転の2点打を放ち、立命大(関西学生)を4−3で下した。桐蔭横浜大(神奈川)は2016年優勝の中京学院大(東海)に8−7でサヨナラ勝ち。福井工大(北陸)は5−3で上武大(関甲新)を破った。
 東農大北海道オホーツク(北海道)は近大工学部(広島六大学)に6−5、大体大(阪神)は初出場の高知工科大(四国)に3−2と、ともに延長十回タイブレークで下した。宮崎産業経営大(九州南部)は環太平洋大(中国)に7−2で快勝した。福岡大(九州六大学)は延長の末、星槎道都大(札幌)に1−0で勝った。

 ▽2回戦
創価大(東京新)
    000000000=0
    00001000×=1
東北福祉大(仙台六大学)
(勝)山野
(敗)望月
(本)楠本(望月)

 【評】東北福祉大は中盤に挙げた1点を守り切り、接戦を制した。五回、楠本が右越えにチーム初安打となるソロ本塁打を放ち先制。先発山野は毎回のように走者を出しながらも要所を締めて6回無失点でしのぐと、七回以降は津森が無得点に抑えた。

 連覇を目指す東北福祉大が、創価大との投手戦を物にし、初戦を突破。「よく勝てたなと思います」と大塚監督は胸をなで下ろした。
 五回に値千金の決勝弾を放ったのは楠本。それまでチームは無安打だった。全て直球で3ボール1ストライクとなり、「直球しかないと割り切れた」。狙い通りの球を、思い切りのいいスイングで右翼ポール際に運び「流れをつくれた」と胸を張った。
 守っては山野、津森のリレーで3安打零封。山野は5四死球で「抜け球が多かった」と言いながらも、「狙ったところで三振が取れた」と仙台六大学春季リーグからの連続無失点を42回まで伸ばす。楠本の本塁打の直後に「山野と『これでいけるやろ』と話した」という津森が、七回以降を締めた。
 春季リーグの仙台大戦でも、2安打で本塁打の1点を守り勝っており、「経験があった」と大塚監督。厳しい展開にも、チームは動じなかった。


2019年06月12日水曜日


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