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<いちおし土産>鮮魚と並ぶスイーツ 丸荒(南三陸町)のホワイトシップバウム

手作りの生地が自慢のバウムクーヘン

 鮮魚や珍味と一緒に店内に並ぶバウムクーヘン。東日本大震災で被災した水産加工会社が地域再生の一手として生み出した。
 店内の専用機で焼き上げる生地は2種類。しっとりと柔らかいソフトはラム酒の芳醇(ほうじゅん)な香り、もちっとした食感のハードはアーモンドの風味が広がる。輪切りにしたハードの生地にクリームチーズをたっぷり入れた「チーズイン」は、冷やして味わってもいい。
 南三陸町歌津にあった水産加工場4棟が震災の津波で流失した。「スイーツづくりへの挑戦で地域を盛り上げたい」。社長の及川吉則さん(53)が枠にとらわれない発想で商品化した。
 発売から2年が過ぎた。評判が広がり、結婚式の引き出物など贈答品の需要もある。及川さんは「販路拡大や商品の種類を増やすことに力を注ぎたい。地域の産業の新たなモデルになればいい」と語る。

<メモ>ハードホール2000円、ソフト1200円、ハードスティック700円、チーズイン300円。南三陸町歌津の商店街「南三陸ハマーレ歌津」の店舗で購入できる。連絡先は0226(36)4623。


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2019年06月13日木曜日


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