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竹林借景伝統の舞 登米謡曲会が狂言披露

竹林を借景にした舞台で狂言を演じる謡曲会会員

 藩制時代から約300年の歴史を持つ登米(とよま)能を受け継ぐ登米謡曲会は1日、登米市の伝統芸能伝承館森舞台で、登米狂言「森舞台」を開いた。
 市内外の200人が観覧。謡曲会の太郎丸晃会長が「地域の皆さまに能や狂言への理解を深めてもらいたい。狂言は笑いのある物語なので大いに笑ってください」とあいさつした。
 会員が狂言「木六駄」と「末広がり」、仕舞「雲林院」「小塩」を披露し、盛んな拍手を浴びた。狂言の解説や、観客を交えた体験登壇もあった。
 登米能は県内で唯一、市民が演じるアマチュア能。謡曲会は伝統芸能を身近に感じてもらい後継者を育てようと3年前から出前狂言を始め、学校や公民館など約40カ所で公演してきた。
 森舞台は同市登米町の里山に造られ1996年に開館。建築家隈研吾氏が設計し、舞台の鏡板には日本画家千住博氏が松と竹の絵を描いた本格的な屋外の能舞台で、毎年秋に謡曲会が「登米薪能」を開いている。


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2019年06月13日木曜日


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