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自然とアート融合演出 都内「彫刻園」が開園 仙台出身作家9点展示

遊歩道に展示する「風の環」シリーズの作品の脇に立つ武藤さん=東京都昭島市

 仙台市出身でイタリア在住の彫刻家・画家武藤順九さん(69)の作品を野外展示する「武藤順九彫刻園」が、東京都昭島市の「昭島・昭和の森」に開園した。樹木や花と調和するように作品を配置し、自然の中で芸術と触れ合える空間を演出した。
 展示するのは、ローマ・バチカン宮殿やインド・ブッダガヤの寺院などに設置された代表作「風の環(わ)」シリーズの2分の1モデルを中心にした大理石モニュメント9点。
 園はリゾートホテル「フォレスト・イン昭和館」の北側にある。土地を所有する昭和飛行機工業(昭島市)が設立した昭和の森芸術文化振興会が整備した。武藤さんと親交がある同社の福持克之助専務が振興会長を務め、1年半前から計画を進めてきた。
 ヤマザクラやアカマツ、ヒノキの大木が茂る約2万3000平方メートルの敷地に480メートルの散策路を整備。作品は歩道脇に点在する。森に彫刻作品を展示するのは維持管理が難しいことから世界的にも珍しいという。
 8日にあった除幕式で、武藤さんは「作品を森の妖精と思ってもらえたらいい。四季折々の美しい自然の中にいる妖精たちに、ぜひ会いに来てもらいたい」と語った。
 開園は午前7時から日没まで。無料。不定休で6月は無休の予定。連絡先は昭和の森芸術文化振興会042(546)1105。


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2019年06月13日木曜日


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