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<愛でよう観賞魚>熱帯魚編 飼育管理2/清掃と水交換 定期的に

水槽内に発生しガラスに付着した緑色の藻
水の交換作業

 今回は飼育管理のうち定期管理について話します。定期管理とは一定の期間を設けて行う作業で、水槽内の清掃、飼育水の交換、水質検査、ろ過フィルターの清掃が主な内容です。
 水槽内は照明の影響や汚れ具合によりますが時間の経過とともにガラス面に緑や茶色の藻が付着してきます。そのままにしておくと美観が損なわれるだけでなく藻がこびりつき落としにくくなります。また、生臭いにおいも出てきますので週に1回程度はスポンジなどで拭き取りましょう。
 大きなごみや枯れ葉、餌の食べ残しなどがあれば作業の前に網などで取り除きます。清掃の際は水槽内に手を入れますので生体の動きに注意し、底砂が舞い上がらないよう優しく行います。激しい動きで不必要に水槽内を濁らせないよう気を付けましょう。
 もし、病気が発生していた場合は清掃をせず治療を優先してください。
 飼育水の交換はとても大事です。交換時期を決めたら継続して行いましょう。2週間ごとに1回、全体の30〜50%を新しく入れ替えるのが目安となります。水槽の大きさ、生体の大きさと数、ろ過設備によって汚れ方が違ってくるので、水交換の頻度と交換水量も変わってきます。状況に応じて変えていきましょう。
 水交換に使用する水は作業前に必要な量を作っておきます。このとき塩素の中和を忘れずに行ってください。新しい水は水槽より1〜2℃高い温度で用意しておくかヒーターを使用して保温しておくといいでしょう。作業中の新しい水の温度の低下を防ぎます。
 水槽内が汚れていれば清掃をして、汚れた水ごと排水します。排水が終わったら新しく用意した水を底砂などが舞い上がらないよう静かに注ぎます。魚のストレス緩和、粘膜保護剤といった添加剤などがあれば使用するといいでしょう。
 同じ水をいつまでも使用していると汚れて、藻の大量発生や生体の成長不良、病気の発生、拒食といった事が起こりやすくなるので気を付けましょう。次回も定期管理についてお話しします。(観賞魚専門店経営・朝比奈理一)


2019年06月14日金曜日


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