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<古里喪失訴訟控訴審>双葉など5町裁判官が視察 仙台高裁

福島県双葉町役場の屋上から中間貯蔵施設予定地などを視察する裁判官(右から2人目)ら

 東京電力福島第1原発事故で古里が失われたなどとして、福島県双葉郡の住民ら約220人が東電に計約24億9000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、仙台高裁は13日、現在も全域避難が続く同県双葉町など計5町を視察した。
 裁判官3人が帰還困難区域にある双葉町役場、中間貯蔵施設の用地として国に譲渡した住宅などを視察。住民らの説明を受けながら現状を確認した。
 双葉町に実家があり、いわき市に避難する小川貴永さん(48)は「8年たっても進まない復興の現状を裁判官にも理解してほしい」と話した。
 昨年3月の福島地裁いわき支部判決は、国の賠償基準を超える認容額を1人につき最大150万円とし、計約6億1000万円の支払いを命じた。住民側は控訴審で、1人につき500万円の慰謝料などを求めている。


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2019年06月14日金曜日


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