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<東北高校陸上>女子やり投げ 中野が自己新V フォーム修正6投目結実

女子やり投げ決勝 47メートル86で優勝した福島成蹊の中野

 陸上の第74回東北高校選手権は14日、秋田市の秋田県営陸上競技場で開幕した。初日は男女計9種目の決勝があり、女子やり投げは中野胡桃(福島成蹊)が47メートル86で初優勝した。

 6投目に自己ベストを3メートル更新する47メートル86を記録し、小躍りして喜んだ。女子やり投げは2年の中野(福島成蹊)が初制覇。「最後に感覚がはまった」と満面の笑みで振り返った。
 「しっくりこなかった」と言う3投目までは40メートルをやっと超える程度。4投目はわざと助走を短くし、フォームの修正に努めた。6投目。少し跳ね、沈み込んでから放ったやりは、理想とする低い弾道でぐんぐん伸びた。
 大会はどうしても緊張してしまう。他の選手が試技をしている間に控えスペースを無駄に動き回ってしまい、いざ自分の試技となると集中力を保てなかった。
 この日、対策としてフィールドに持ち込んだのは部室にあった薄紫色のバスマット。控えスペースに敷き、じっくりストレッチに取り組んで気持ちを落ち着かせた。「心と体に余裕があったから修正が利いた。記録更新はバスマットのおかげかも」。プレッシャーに打ち勝った。
 やり投げを始めたのは本宮市白沢中2年の時。わずか1カ月で福島県のジュニア大会に出場して2位になってのめり込んだ。高2でつかんだ沖縄開催の全国高校総体(インターハイ)の切符。「ベストを更新して入賞したい」。ラッキーアイテムとなったバスマットはもちろん持って行く。162センチ、57キロ。(射浜大輔)


2019年06月15日土曜日


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