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<地上イージス>辻元氏ら野党3党が視察 「新屋ありき」と批判

新屋演習場のゲート前で「新屋ありきではないか」と防衛省側に詰め寄る辻元氏(中央)

 秋田市に配備が計画されている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡り、防衛省が5月末に公表した現地調査の結果報告書に誤りが見つかった問題を受け、立憲民主、国民民主、共産の野党3党の議員5人は14日、配備適地とされた同市の陸上自衛隊新屋演習場周辺を視察した。
 立憲の辻元清美国対委員長らが参加。演習場内への立ち入りを同省が断ったため、ゲート前で伊藤茂樹東北防衛局長からレーダーの配備位置や安全対策の説明を受けた。
 辻元氏は同省が新屋以外で検討した国有地に関する仰角算出ミスについて「調査結果の信頼が揺らいだにもかかわらず、新屋が適地との判断は『新屋ありき』でしかない」と指摘。共産の高橋千鶴子衆院議員(比例東北)も「新屋に関するデータへの疑念は消えていない」と強く批判した。
 同省は13日に野党各党が開いた合同ヒアリングで、津波対策の必要性に言及した。伊藤局長は「レーダーなどの配備位置は小高い部分にあり、影響はない」と釈明した。
 議員チームは近隣住民と意見交換も行った。辻元氏は視察後の取材に「新屋演習場と住宅の近さに驚いた。国会で配備計画の白紙撤回を求めていく」と語った。


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2019年06月15日土曜日


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