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<地上イージス>秋田は津波想定域 防衛相、「適地」判断変わらず

 岩屋毅防衛相は14日の閣議後記者会見で、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地となっている陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)の一部が津波の浸水想定区域に含まれることを認めた。他に検討対象となった国有地の一部は防衛省の調査で、津波被害への懸念があるなどとして「不適」とされていた。(26面に関連記事)
 岩屋氏は秋田県の津波浸水想定調査結果を踏まえ「演習場の大部分の敷地は浸水しないが、西側の境界付近は含まれる」と述べ、レーダーと迎撃ミサイル発射装置の設置を見込むエリアが浸水想定区域内であることを明らかにした。
 起伏を整える造成工事と併せた形でかさ上げを実施すれば「津波の影響を受けずに施設配置が可能」と指摘。新屋演習場が「適地」との判断に変更はないと重ねて強調した。
 同省の調査結果に同演習場の津波に関する記述がなかった点は「(かさ上げの)敷地造成をする前提で、津波の心配は回避できるとの考え方だった」と説明した。
 調査結果に誤りが見つかったことを受け、原田憲治防衛副大臣を本部長に据える整備推進本部を省内に設けることや、来年度予算の概算要求で敷地造成費などの計上を見送る方向で調整していることも明らかにした。


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2019年06月15日土曜日


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