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<とうほくドローンeye>四季散策編 濃き緑みずみずしく/ジュンサイ摘み(秋田・三種)

 びっしりと沼を覆う葉をかき分け、またかき分けて箱舟が進む。秋田県三種町の沼で、「採(と)り手(て)」と呼ばれる女性たちがジュンサイを摘んでいた。
 「緑の濃い若い葉を見つけ、その下の水中の茎を手探りするのがこつ。かがみながらの作業なので、とても疲れます」と阿部農園代表の阿部正子さん(72)。
 沼の底に根を張ったジュンサイは、茎を伸ばして表面に葉を茂らせる。水の中の茎に生えた若々しい葉が食用になる。あの不思議なみずみずしさとぬめりは、きれいな水からの贈り物。
 雲間から日が差して急に暑くなったのか、帽子に長袖の採り手が舟の上でしきりに汗を拭う。水の中ではジュンサイの茎の間を縫うように、メダカやカエルが泳ぎ回っていた。
(写真部・庄子徳通、鹿野智裕)


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2019年06月16日日曜日


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