広域のニュース

<卓球>荻村杯ジャパンOP 張本・早田組が準V 混合複

混合ダブルス決勝で敗れた張本(手前)、早田組

 卓球のワールドツアー、荻村杯ジャパン・オープン第2日は15日、札幌市の北海きたえーるで行われ、女子シングルス準々決勝で平野美宇(日本生命)が佐藤瞳(ミキハウス)を4−0で下し、今大会の日本勢でただ1人、シングルスの4強入りを決めた。
 混合ダブルスの張本智和(木下グループ、仙台市出身)早田ひな(日本生命)組は準優勝。準決勝で樊振東、丁寧組(中国)に3−1で勝ったが、決勝は許〓、朱雨玲組(中国)に0−3で敗れた。

◎結成2週間 一定の成果

 混合ダブルスの張本、早田組が結成2週間で成果を出した。準決勝、決勝と格上の中国人ペアと渡り合っての準優勝に「ここまで来られたのは進歩だと思う」と張本。一定の手応えはつかんだ様子だった。
 決勝は第1ゲームが勝負を分けた。早田が男子シングルスで世界ランキング3位の許〓の強打を受ける不利なゲーム。ジュースまで粘ったものの、最後に振り切られた。2ゲーム目以降は「相手に余裕ができた」(早田)。許〓の強烈なフォアドライブを受けて劣勢に。練習量はまだ少なく、流れを変えるほどの戦術の幅はなかった。
 ラリー戦で通用する場面があったことは収穫だった。張本が際どいボールを無理せずつなぎ、早田が後ろで飛び付いて拾う。女子が前陣、男子が後陣のペアが多い中、フォアハンドの威力がある早田は後ろでも戦える。基本は2人とも得意の前陣で構えつつ、強打で後ろに下げられても打ち合えた。
 準決勝は、世界ランキング1位の樊振東、リオデジャネイロ五輪王者・丁寧のペアを破った。この試合でもラリーで優位に立ち、主導権を握った。
 張本は前日のシングルスで1回戦敗退だったが、屈辱を引きずったそぶりは見せず冷静だった。自信を得た一方で「(決勝の中国人ペアに)勝てないと、東京五輪の金メダルはない」。戦いを終えても、表情に隙がなかった。
(佐藤夏樹)

〓は均の「土」を「日」にした字


2019年06月16日日曜日


先頭に戻る