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<楽天>岸、悔しさあらわ 7回3失点、先発の役目果たすも広島にまたも勝てず

7回広島2死二塁、西川に左前適時打を浴び、打球の行方を見る東北楽天先発の岸(右)。左は二走野間(佐藤琢磨撮影)

 広島にまたも勝てなかった。東北楽天の先発岸は7回3失点と先発の役目は果たしたものの、プロ13年間で唯一白星を挙げていない難敵に今季初黒星を付けられた。「自分がちゃんと投げていれば、こうはならなかった」と自身のふがいなさを嘆いた。
 決勝点は巧打に屈した。2−2の七回2死二塁、西川にワンバンドしそうな外角低めのチェンジアップをすくわれ左前へ運ばれた。技ありの適時打に「うまく打たれた」と脱帽するしかなかった。
 反省点は、バティスタの2本の適時二塁打につながった投球。二回は外角低めのカーブを左翼線へと運ばれ、六回には低めのチェンジアップを左越えに持っていかれた。
 広島打線に序盤から変化球を狙われて安打にされていた。それだけに、前回に続いてバッテリーを組んだ新人太田は「配球通りに投げてもらった。リードミス」と自らを責めた。
 雨でマウンドがぬかるむ最悪のコンディションの中、ストライクゾーンを丁寧に突く「岸らしさ」は随所に見られた。試合後は「結局は打たれた一球のコントロール」と終始淡々と振り返ったが、去り際に「勝ちたかった」と一言。めったに感情を表に出さないクールなエースが悔しさをあらわにした。(伊藤卓哉)


2019年06月17日月曜日


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